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あなただけではないのです!
「勃起不全」に悩んでいる男性は、少し古いデータになりますが1998年の「日本性科学情報センター」による調査によると31歳~79歳の日本人男性のうち「勃起不全」に悩む患者の数は実に約1130万人!
このデータには軽度の「勃起不全」、ペニスの長さ、太さ等の外観的悩み、早漏等は含まれていません。
20代でも悩んでいる男性はもちろんいること、当時より高齢化が進んだことを考慮すると相当数の男性が「ペニス」、「勃起」に関して悩みを抱えているのです。みんな、内緒にしているだけで、あなただけではないのです。
みんなどのような症状に悩んでいるのでしょう。
「ペニス」「勃起」の悩みは次のような症状があげられます。
- ペニスが全く勃起せず、セックスができない。
- 性欲はあるし、性的興奮もするけれど勃起しづらい、しない。
- 疲れていたりすると、たまに勃起しないことがある。
- 勃起はすることはするけれど、十分に硬くならない。
- いわゆる「中折れ」、セックスの途中で柔らかくなってしまい、抜けてしまう。
- 勃起状態が長く続かない。
- 勃起状態をもっと長く続けたい。
- 射精後、回復に時間がかかる。
- 何回もしたいのに出来ない。
- 人と比べてペニスの長さ、太さが小さい(気がする)。
- 早漏。(ような気がする)
- 遅漏。(ような気がする)
- 包茎。
これらの症状の中には専門医への受診を早急におすすめするものもあります。
しかし、そもそも、このような症状にならないように予防すること。まだ、本当に軽いうちに改善できるものはしておくことが最も大事なことではないでしょうか。
そのためには、まず、自分の体でどのようなことがおきているのかを把握、理解しておくことは大変意義があり、重要なことだと思われます。
知っておきたい「勃起」のメカニズム
勃起はイメージからすると極めて単純かつ、動物的な現象のように思われるかもしれませんが、実は、そのメカニズムは非常に複雑でシステマティックなのです。
「脳」、「神経」、「血管」、「海綿体」が正常に機能し、役割連携を成し遂げなければ起こらないのです。まさに神が男性に与えた芸術的、精緻なシステムなのです。
女性の裸体を見たり、触ったり、アダルトビデオを見てエロティックな想像等視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの五感を通じて、「脳」にインプットされた性的刺激により、「脳」の「中枢神経」に性的興奮が起きます。
「脳」の「中枢神経」に起きた性的興奮情報が「脊髄(背骨の中にある中枢神経)」から「仙髄(背骨の一番下にある中枢神経)」の「勃起中枢神経」を通って、「ペニス(陰茎)海綿体の神経」へと伝わります。
性的興奮情報が「ペニス(海綿体)の神経」に伝えられると、NO(一酸化窒素)が放出されます。これが「勃起」のGOサインとなります。NO(一酸化窒素)は、筋肉や血管にサイクリックGMPという物質を多量に生成します。
この大量なサイクリックGMPの働きによって、海綿体及び勃起に最も関係性が深い「陰茎深動脈」という血管と蛇口のような役割をしている「螺行(らこう)動脈」がゆるみ始めます。そして、一気に「海綿体」に多量の血液が流入し、無数の糸のように「細い血管」に血液が流れ込み、血液の圧力によって、「海綿体」は硬くなります。この現象がいわゆる「勃起」です。
「勃起」すると、「海綿体」を包んでいる白膜がはちきれんばかりにパンパンと膨れた状態となり、「静脈」を圧迫し、「海綿体」から血液が流出できなくなります。
この結果、「海綿体」の内圧が上昇、維持されるので「勃起」が継続されるのです。これが「勃起」のメカニズムです。
「勃起」は「脳」、「神経」、「血管」、「海綿体」が正常に機能し、役割連携を完全に成し遂げられなければ起こらないのです。「勃起」を単に「勃起」と矮小化せず、充実したセックスライフ、充実した人生をおくるための「健康のバロメーター」、「体調のバロメーター」と考えましょう。
「勃起」の長時間継続は男性の願望ですが、限度ものですので、「終わりのメカニズム」も説明しておきます。
ついでに「終わりのメカニズム」も
「勃起」は皆さんも知ってのとおり、射精後、もしくは性的興奮が収まれば終わります。
先ほど説明したように、NO(一酸化窒素)が放出されるとサイクリックGMPが多量に生成されます。
実は「海綿体」にはこのサイクリックGMPを分解してしまう「PDE(ホスホジエステラーゼ) 5」としいう酵素も多量に存在しているのです。
まさに、どちらが勝るかのせめぎ合いが行われているのです。死闘が繰り広げられているのです。射精後、性的興奮が収まれば、サイクリックGMPの量が少なくなり、PDE5により分解されてしまい、血管、筋肉が閉じ、「勃起」が収束するのです。
因みにバイアグラなどのED治療薬はPDE5の働きを抑制し、結果としてサイクリックGMPの量を多くすることによって「勃起」をサポートしているのです。
「勃起」は「体調・健康のバロメーター」
皆さんは「医食同源」という言葉はご存知ですね。日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで、病気を予防し、治療しようとする考え方です。
余談ですが、中国の古くからの言葉と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本で作られた言葉なのです。
中国の古くからある「薬食同源思想」から着想し、薬よりは医に代えたほうが、よく主旨が理解されると思い作られた造語です。今は中国へも逆輸入されています。
本題に戻りますと、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとるといっても現実的にはなかなか困難なことです。
「新医食同源」で悩みの予防、解消
そこで、食事に加えてサプリメントをうまく摂取、利用することを取り入れた「新医食同源」の考え方が理に適っているといえます。
効果的な食べ物を摂取することに加え、男性特有な悩み「勃起」に着目し、多種にわたる滋養成分をバランス良く配合されている男性サプリメントを効果的に利用することは、悩みの予防、悩みの解消、自信に満ちた充実した人生をおくる秘訣となります。
当「精力UPナビ」では、「新医食同源」という考え方にもとづき、「勃起」は「体調・健康のバロメーター」と考え、「ペニス」「勃起」等男性特有な性(精力)の悩みを抱えている人のみならず、もっと精力アップをはかりたい、もっと男性として健康になりたい人に参考にしていただけるような情報を提供しています。
- おすすめ男性サプリメント
- 男性サプリメントに使用されている成分紹介
(概要、効果・効能、摂取をおすすめしたい方、成分の詳細、含まれている代表的な食べ物の各項目にてご紹介)
- 精力がつく食べ物紹介
(概要、含まれている成分、効果的な料理、効果・効能の各項目にてご紹介)
- 逸話で紹介する精力に効く古来伝承成分
- 逸話で紹介する性(精力)に奮闘した達人
- 知っておきたい勃起、精力知識
となっています。
まとめ
- 「ペニス」、「勃起」の悩みはみんな、内緒にしているだけで、多くの人が抱えている悩みであなただけではないのです。
- いろいろな悩み、症状があるでしょうが専門医の受診を受けたほうが良い症状は是非受診しましょう。
- しかし、予防、軽い兆候、増強は、日常生活を見直すことにより解決できるものも多いです。
- そのためには「勃起」の仕組みを把握、理解することが重要です。
- 「勃起」は「健康・体調のバロメーター」と考え
- 「新医食同源」の考えかたを取り入れ
- 悩みの予防、悩みの解消、自信に満ちた人生をおくっていただきたいと思います。